メンタル面を含む体調が悪いとき、クリニックや気功師のところに出向いて診察ができない場合に、遠隔で気を送ってもらうことを遠隔気功といいます。
近年では、ヒーリングとして利用されている人が多いです。なので聞いたことがある人も、いるのではないでしょうか。
遠隔気功とは?
そもそも気とは、携帯電話の電波のように目に見えません。だけど、常に流動して「そこ」にあります。
「やる気」とか「気のせい」、「気を使う」も全て「気」なのです。
この気を使って行う施術を、一般的に「遠隔気功ヒーリング」と呼びます。
場所など関係なく相手に気が送れるため、おおげさにいえば地球の反対側にいたって可能です。こんな風に聞くと、あやしいと感じてしまうはず。
だけど、さまざまな人が遠隔気功を試して効果を感じたからこそ、徐々に一般にも認知されてきているのではないでしょうか。
どうやってやるの?
気功師は、相手の意識にリンクさせて気を送ります。体の悪いところを治したり、精神を癒したりします。
必要なものは名前や写真、個人を特定できる「何か」があれば行えます。
受け手はただリラックスして施術を待ちます。気功自体は5分から15分くらいで終わるので、受ける側は本当にただ寝ているだけです。
他には、寝ていなくても可能なところもあるし、仕事中にも送られることもできます。やり方は気功師によって変わるのでしょう。
人は、意識下では繋がっているといわれています。例えば、友達のAさんに連絡しようと思ったときに、そのAさんから電話がかかってくるという経験をしたことはありませんか?
このようなエピソードはシンクロニシティと呼ばれ、「意味のある偶然の一致」として心理学の用語になっています。
つまり意識下で繋がっているからこそ、連絡しようと思った相手から電話が来るという現象が起こるのです。
この現象を意識的に起こして気を送るのが、遠隔気功なのでしょう。
効果はあるの?
病気には三つの種類があります。ひとつは肉体の病、もうひとつは宿命の病、そしてもうひとつは思い込みによる病です。このうち宿命の病以外は治るといわれています。
肉体の病はもちろん病院に行って治療します。だけど、自分は不健康だと思い込み、その気持ちが病気を引き起こしている場合あるのです。
このように自分の気によって自分の体を悪くしている人には、気功は効果的です。気功を受けたという事実から、自分の気力を回復させることに繋がります。
気功の効果については、そもそも気を信じない人だと実感することは難しいかもしれません。頭から信じていないと、その気持ちが効果に作用されてしまうからです。
さらに気功師との相性や、施術を受けるときの体調や状況にも左右されるので、一度で効果がないからといって効かないと決め付けることはもったいないかもしれませんね。
気功自体はどんな雰囲気かと言うと、気を感じるようになり暖かくなる、モヤモヤしたものを感じる、電気やビリビリ感がするといった意見が多いですね。
まとめ
病は気からという言葉がある通り、治ると信じて取り組まない限り自分自身に悪い暗示をかけているのと同じことです。
心身の不調が続くとネガティブな気持ちに囚われてしまいがちですが、出来るだけ前向きになってください。
そして遠隔気功を頼む時には実績のある人や、評判の良さ、そして自分が良いなと直感的に感じる人に行ってもらいましょう。