玉ねぎには寝つきを良くする効果がある、という内容のテレビ番組を見たことがあります。
その番組では、ある幼稚園で実際に園児たちを対象として玉ねぎ実験をやっていました。
お昼寝の時間なのに眠ってくれない園児がたくさんいます。その中に、刻んだ玉ねぎを部屋の片隅に配置。
すると、いつもは騒ぎまくっている子供たちが、気が付いたら「すやすや」とぐっすり寝ていて先生もびっくりしていました。
この玉ねぎの安眠効果は試してみる価値はあるのではないでしょうか。
玉ねぎの匂いが眠気を誘う
玉ねぎの匂いに安眠の秘密があります。あの強烈な匂いは「硫化アリル」という物質で、眠りを誘う効果があるとされています。
ただ匂いがキツ過ぎるのは逆効果で、「匂うか匂わないか」という具合にゆるーい感覚がおすすめです。
確かにあの匂いが充満していたら寝るどころではないですね^^;
実際に試してみた結果
もうずいぶん前に風邪を引いたとき、咳がひどくて全く眠れない時がありました。
そこで、ネットで調べてヒットしたサイトがクックパッドでした。
玉ねぎを半分に切って枕元に置いておくだけ、という簡単レシピが紹介されています。
咳き込んで苦しくて眠れなかったので実践しましたが、やっぱり眠れませんでした。
ただ、私はレシピ通りにはしていなかったので、そのあたりが効かなかった原因かもしれません。
クックパッドのレシピでは玉ねぎ1個使っていましたが、もったいなかったので4分の1程度しか置かなかったのです。貧乏性なもので(笑)
食べても眠れる?
効果は人それぞれで、体質や環境にも違いがあるのでしょう。しかし、玉ねぎは食べても安眠できるといわれています。
硫化アリルには咳を鎮める効果もあるので、今度は食べる方を試してみたところ、食べるほうはけっこう効きましたね。
眠れないときに玉ねぎを少し刻んで、それをコンソメスープで煮込みます。それを食べたらぐっすり眠れましたよ。
本当は生のままで食べるほうがより安眠効果が得られるみたいですが、私は生の玉ねぎは苦手なのでスープを作ったのです。
体を温めることも安眠効果につながりますので、それも自分には合っていたのだと思います。
まとめ
眠れなくて苦しいけれど、薬には頼りたくない……。そんなときは玉ねぎの安眠効果に期待してみるのもいいですね。
不眠気味の人は試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。食べるほうでも匂いを嗅ぐパターンでも、お好きなほうでどうぞ。