おせちで卵を使った料理で代表的なのは、錦玉子やだて巻きだといえるでしょう。
錦玉子は優しい甘さと口当たりの良さがあり、子どもからお年寄りまで家族みんなに喜ばれるおせち料理ですね。
そんな年齢問わず好かれるおせちの卵料理を見ていきましょう。
おせちの卵料理
それではおせちの卵料理のレシピをご紹介します。
錦玉子のレシピ
今回は家庭で作りやすい卵6個分の作り方です。
【材料(卵以外の調味料)】
- 砂糖
- 塩
- 片くり粉
まず鍋に卵と水、塩大さじ1を入れて煮立たせ、沸騰したら弱火にしてさらに13分くらいゆでて固ゆで卵を作ります。
熱いうちに冷水にとって殻をむき、白身と黄身に分けてください。
黄身は裏ごしして、砂糖大さじ4、片くり粉小さじ2分の1、塩少々を混ぜます。
白身も裏ごしにかけるか、フードプロセッサーで細かくします。砂糖大さじ1~2、片くり粉小さじ2分の1、塩少々を加えて混ぜます。
流し缶などを濡れ布巾で拭いて湿らせて、まず白身を平らに入れて抑え、その上から黄身を入れてへらで押さえながら表面を平らにします。
これを蒸気の上がった蒸し器に入れてから中火でおよそ5分蒸します。冷えたら流し缶から抜いて、食べやすい大きさに切り分ければ完成です。
伊達巻のレシピ
材料は卵4個、はんぺん1枚です。
【調味料】
- 砂糖:大さじ4
- 出汁:大さじ3
- みりん:大さじ1
- 塩:少々
- サラダオイル:適量
はんぺんを1センチ弱四方に切ってから、フードプロセッサーで数回かくはんします。
卵と調味料を加えてさらにかくはん後、この滑らかになった卵汁を裏ごしして口当たりを良くします。
玉子焼き器にサラダオイルをひいて熱し、卵液を流し入れてフタをしてから弱火で焼きます。
表面が乾いたようになるまで20~30分、焦がさないようにじっくりと焼きましょう。
焼きあがったら巻きすに取ってしっかりと巻き、両端を輪ゴムでとめて冷ませばキレイなだて巻きができあがります。
まとめ
おせち料理はどうしても地味な雰囲気になってしまいがちですが、そこにカラフルな色合いのものがあると見た目にも食欲をそそりますよね。
そんなときにおすすめなのが、色鮮やかな卵料理です。
卵料理は小さな子ども喜んで食べてくれるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。