基本的には何に吸い取らせてからぞうきんで拭き取る、この方法で落ちなければ何度か繰り返す、これが灯油のにおい対策になります。
シンプルですがこの方法で根気強くこぼれた灯油を拭き取って対処しましょう。
玄関などのコンクリートに灯油をこぼした場合は揮発するのでそのまま放置しても問題はないでしょう。
ですが、部屋の中だと安全面でも心配ですので、できるだけ早く対処するようにしてくださいね。
灯油のにおいを消す方法
こぼした場所に新聞紙を敷いて、灯油を吸い取らせていきましょう。
このとき、こぼれた部分を新聞紙で擦らないことに注意してください。においの範囲が広がってしまう可能性があります。
新聞紙などで吸い取らせたあとは、以下の4つのうちどれかを試してください。
また、拭き取った後にファブリーズを何度か振りかけることでにおいが緩和されるという意見もあります。
お茶っ葉
出がらしのお茶っ葉をこぼれている部分に撒いてしばらく放置します。その後お茶っ葉を回収してからぞうきんで拭き取ってください。
おばあちゃんの知恵袋のようなものですが、即効性があることからネットでも話題になっています。
そもそもお茶の葉には消臭成分が含まれているので、掃除などにも活用されています。
このことから、灯油のにおい消しにも効果的なのでしょう。
小麦粉
小麦粉を撒いて灯油を吸い取らせる方法です。
灯油が小麦粉に吸収されたら、ほうきや掃除機などで掃除して水拭きしましょう。
粉洗剤
小麦粉と同様の使い方で大丈夫です。こちらも灯油を吸い取らせてから掃除してください。
中世洗剤
新聞紙で吸い取らせたあとで中性洗剤を含ませた布で拭き取りましょう。
中性洗剤とは主に食器用やデリケート洗いの洗濯洗剤ですね。
パッケージ裏の「液性」と書かれているところに明記されているはずですのでチェックしてください。
まとめ
灯油を運搬するときに、車の中でこぼしてしまうこともあると思います。
そうしたら新聞紙で拭き取ってから換気をしっかりして、上記の方法を試してにおいを消しましょう。
大事なことは焦ってこぼした範囲を広げてしまわないように、適切な処置をすることです。
落ち着いてゆっくり作業を行ってください。