今日の夕方のニュースで見た内容が、とても印象に残りました。それは、熱中症予防に塩飴は効果的な対策の１つだということ。
外で働く現場で重宝される塩飴
ニュースでは、ある建築現場の作業場で、従業員に対して塩飴を配布することを始めたそうです。もちろん、塩飴だけではなく、きちんと水分を摂取し、こまめな休憩を取ることも積極的に実施していました。それだけで、以前に比べて熱中症で体調不良を訴える作業員がかなり減ったということです。
塩飴が予防に適している理由
汗の中には塩分が含まれています。そのため、水分だけでは熱中症対策の予防には不十分なのです。塩飴は手軽に持ち運びができるうえに、塩分も摂取することが可能なのでとても適切なのでしょう。
糖分が気になる場合の代用品
しかし、とくに女性の方は気になると思うのですが、糖分が含まれているので摂り過ぎは少し心配ですね。糖分が気になったり、虫歯の治療中だったりする場合は、塩飴で熱中症予防をするのは控えたほうがいいかもしれません。
ただ、そんな方には梅干しをおすすめします。当たり前のことですが、もちろん梅干しも摂りすぎはダメです。しかし、塩飴と比べてみるとヘルシーなイメージがありますね。
梅干しで熱中症対策
梅干しには、あのすっぱい成分であるクエン酸がとても多く含まれています。クエン酸には、疲れの要因となる乳酸の出現を抑える効果があるため、熱中症予防だけに限らず、普段から口にしておくと健康効果にも期待できる栄養成分だといえるでしょう。
梅干しには食べ物を腐敗しにくくする働きがあります。ですので、夏のお弁当にもってこいの食品です。お昼ご飯のとき、ひとつ食べるだけだとしても効果的なので、梅干も熱中症予防にとてもおすすめだといえるでしょう。
食べ過ぎ注意
ただし、塩分を過剰に摂取し過ぎると、高血圧、あるいはむくみの要因になる可能性が高まります。糖分の場合も、糖尿病や肥満の危険性を誘発してしまうため、注意が必要です。何ごともほどほどが一番ですね。様子をみながら自分に合ったものを摂取していきましょう。
まとめ
熱中症予防と普段の生活熱中症予防には、塩飴や水分補給などの予防はもちろんですが、普段の生活習慣を意識することが重要です。食事や睡眠など、いろいろな方面から注意する必要があります。暑い夏、塩飴や梅干しを食べて、熱中症予防に備えながら乗り切りましょう。
